はじめに
どうも、yuzzyです。企業訪問企画 第六弾はWell Played株式会社にお邪魔させていただきました。
昨年から訪問させていただきたかった会社でなかなか都合があわず、今回はお忙しい中お時間を作っていただきました。
私が超大好きなゲーム、クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)のイベントもお手伝いしている会社でものすごく興味深いお話が沢山聞けました。
貴重なお話や体験をさせていただいて本当に楽しかったしためになりました。
ありがとうございました!
Well Playedってどこにある?
所在地は東京都北参道。
駅から徒歩2分でとてもアクセスしやすい立地でした。
外見はカフェみたいなきれいな雰囲気。
Wll Playedってどんな会社?
まずはじめに代表取締役の谷田さんからWell Playedについてご説明していただいたので簡単にまとめてみました。
国内初のe-sports専門の会社。
ビジョンは
ゲームプレイに肯定を
ゲーム観戦に熱狂を
ゲームに、もっと市民権を
瞬間最大で1000万人がダウンロードされるゲームよりも毎日100万人がアクセスしてくれるゲームのほうが価値がある。
毎日アクセスしてくれる良質なユーザーを集めるためには、常にユーザに目標を与えていくことが重要。
そうするために以下のことを目指す。
ゲーム自体の面白さの外に続ける理由を作る。
ゲームをやりこんだ先に価値を作る。
例)周りが遊んでるから、大会があるから等
谷田さん自身、ストリートファイターをやってたから海外から呼ばれたり、共同代表と出会え会社を作れたりした。
ストリートファイター自体のゲームの面白さの外にある体験をしたことでストリートファイターが谷田さんにとって特別なゲームになった。
こういう特別なことを経験できるゲームに沢山の人に出会ってほしい。
業務内容は主に下記の3つ
e-sportsイベント事業
ゲームに関するイベント、大会の企画や運営。
クラロワのプロリーグの運営もしています。
マネジメント事業
プロゲーマーをはじめキャスト、YouTuber等の育成、支援も行っている。
過去にお話していただいたユキ旦那さん、ぼんじゅうるさんも所属。
メディア
選手の活躍を広く伝えるためのe-sportsメディアWELLPLAYED JOURNALの運営。
新規事業としてVチューバーにも注目している。
キズナアイが所属している会社とも業務提携中。
e-sportsとVチューバーを組み合わせることで、沢山の人がより多くのゲームに触れることができる。
代表取締役社長の谷田 優也さんにインタビュー!
代表取締役社長の谷田 優也さんにお話をいただきました。
A.日によって違いますが、基本は11時に会社が始まり定時は20時です。
最近の流れでいうと人と会ったり、話たりすることが多いです。
提携先の方と打ち合わせしたり、社内でミーティングしたり。
あと、3ヶ月に1回社員全員と個人面談もしています。
A.全部!
特にゲームによって感動したり、くやしがったり、喜んでる人がいるのが一番楽しいし嬉しいですね。
そういう時は楽しすぎてこれ仕事か?って思っちゃいます(笑)
A.あんまりないです笑 。
プレーヤー、パブリッシャー、視聴者、スタッフ誰かが悲しい思いをしたくないですが、 そういうことが起きてしまうときがあった場合はやはり辛いなと思いますね。
イベントの設営が深夜に及んだり、体力的にきついとか、 大変なことはありますが好きで飛び込んだ仕事なので辛いなーと思うことは少ないです。
A.当時はYouTube、ニコニコなどがなく、みんなが楽しめることがしたいと考えていました。
そのため、放送委員になって自由に放送していい日にラジオみたいなことをしてました。
ある時、家にある遊んでないファミコンのソフトが欲しいということを放送で言いました。
すると1ヶ月で500本くらい集まったんです。
そこで夏休みを使い友達とあ行から順番に全クリしていって、エンディングをビデオテープにとりエンディング集240分を撮りました(笑)
あとはアルバイト代で稼いだお金を全部カレーを食べるのにつぎ込んで、都内の色々なカレーを食べ、食レポをブログにまとめたりもしてました。
新しいことにとりあえずチャレンジしてましたね。
しまいには同じことをやるのが退屈で嫌になって、1年間同じジュース飲んではいけないルールとか作ってました(笑)
A.振り返って思うのは英語は損はないよね。
みんな言うと思うけど(笑)
あとはロジカルシンキングができるようになるためには数学も必要ですかね。
論理建てて話すこともできるし、色々なことを分析できるようになったら強いと思います。
A.二人の共同代表が両方きかっけがあります。
僕はストリートファイターというゲームをずっとやっていて、色々な大会に出たり、海外遠征したりしていて、一時期アジア3位くらいまでいきました。
すると海外で手厚くもてなしてもらったり、雑誌で紹介されたりと、ゲームがうまいと評価される世界を自分自身が味わうことができました。
しかし、ここで自分よりゲームがうまい人たちが自分より評価されていないことが気になりました。
自分がゲームがうまくてちやほやされる世界にいくよりも、そういう人たちがちゃんと評価される世界を作りたいと思い企業に至りました。
もうひとりの代表の高尾さんの方は、子供の頃からオリンピックでゲームが正式競技として採択されることが夢でした。
そのため、いつかそういう時代が来たときにすぐ最前線で働けるようにとゲーム業界に入りました。
日本でe-sportsが出てきた2015年に僕が彼に声をかけ一緒に起業することを決めました。
ちなみに彼はある大手ゲーム会社に勤めていて子会社の社長などもやっていたんですが、僕が声をかけた当日に会社を辞める決意をしてました(笑)
A.ゲームに関係しなくても強烈な原体験を自身が経験したことがある。
それに加えて知的探究心が高い人、つまりいろんなことを探せたりチャレンジできる人ですね。
自分の感動した経験を他の人にも味わってほしいというのはかけがえのない原動力なので。
そうすると過去に何をやってきたとかあんま関係ないんです。
だからWell Playedの社員の前職は十人十色で、例えばジャニーズJr.、ディズニーのキャスト、クレーン作ってた人、焼酎作ってた人とかもいます。
オフィスはどんなかんじなの?
次にオフィスを案内していただきました!
オフィスに入るとすぐ見えるのはメダルやトロフィー!
ものすごくかっこよかったです。
作業場所はこんな感じ。
社員のみなさんが話し合いを活発に行っていました。
そして少し奥にいくと、、、。
ゲームスペース!
座り心地の良さそうなソファーとともに大きなスクリーンもありました。
いいなあ(笑)
この大きなスクリーンの周りに描かれているキャラクターはマーカー1本で3,4日ほどかけて描いてもらったそう。
そして普段笑わないキャラも含めて全員が笑っていて、みんなが楽しそうにプレーを観戦する様子をイメージしています。
漫画コーナーや私より大きな絵もありました。
訪問させていただいて感じたこと
今回訪問させていただいて感じたことは社員全員がいきいきとしていたことです。
本当にゲームが好きで仕事を心から楽しんでるのだろうなと思いました。
私も将来は自分の本当に好きなことを仕事にしたいと改めて思いました。
また、谷田さんにお話を伺っている間も、社員の方が話に加わってくれたりして、社長と社員の距離の近さにも魅力を感じました。
一人ひとりの仲が良さそうでアットホームな雰囲気のあったかみのある会社でした。
そしてなんと会社のミーティングにも参加させていただきました。
ブレスト形式でとてもテンポが良く、何より楽しんで意見を出し合っていました。
*ブレスト→ 一つのテーマに対して、複数の人が、自由に意見を出し合う事で、新しい発想や問題の解決方法を導き出す手法。
めっちゃ貴重な体験をさせていただくことができました。
谷田さん、高尾さん、社員の皆様この度はお忙しい中、ありがとうございました!